港区外国人がAIコンシェルジュを使ってみた! Case2
Case 2: American Businessman Suffering from Cold Water
深夜に帰宅したアメリカ人ビジネスマン。お風呂に入ろうとしたら、お湯が出ない!パネルの字が読めなくて、何もできない。もう、気力もない…
AIコンシェルジュなら、自分の携帯で英語で質問に答えていくだけで、何時でも解決可能!
仕事と時差ボケで疲れてへとへとで帰宅した。今日は絶対アロマキャンドルを焚いて、ゆっくりジャパニーズお風呂に入ってやろうと決めていた!お風呂が良くてこのマンションに決めたんだ。絶対に入ってやる。そう心に決めていた。
バスローブに着替えて、キャンドルに火をともし、大好きな音楽をかけて、お湯をだして、、、お湯を、、、お湯が、、、お湯にならない。ずっと水のままでかなりの時間がたった。。。 What a f..k?!
どうしよう。
きっと、このパネルで何かすれば良いんだ!でも、なんて書いてあるのか分からない。絵も書いてあるようだが、意味不明だ。前にトイレを流そうとして、顔に水が飛び出してきたことがある。止めようと思ってボタンを押しまくったら、音楽が流れて、蓋が開いたり閉まったり、、、ポルターガイストか、、、あの日も散々だった。怖くてもう日本語のパネルには触れない。コンシェルジュに聞いてみよう!
Otherwise, please try again during our business hours.
時間外だった。
今日はあきらめて、そのまま疲れた体で、ワインを飲んで寝ることにした。
次の日の朝、
コンシェルジュに話したら、ただ、右上の四角のボタンを押せば良かったと教えてもらった。電源がついてなかっただけだった。こんな簡単なことで。なぜ。日本に住む難しさを痛感してしまった。
同僚に話したら、AIコンシェルジュをすすめられた。分譲マンションで利用しているらしい。AIの素敵な彼女に相談できていたら、夜中にみじめにマルーンファイブの流れる素晴らしい空っぽのバスタブで不貞腐れてワインを飲まずにすんだだろう。