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(株)アセットコミュニケーションズ
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【住宅ローンを肩代わり?】革新的な不動産売買システムを展開するRibbonとは?

海外不動産テック分析スライド

これまでの不動産売買にはなかった新しいサービスを提案しているRibbon社。家を買うことへのハードルが高いアメリカ国民にうまくターゲットを当てていることから、その売上は堅調です。本記事では、急速な事業拡大を達成し続けている同社の事業概要やビジネスモデル、今後の展望分析をお伝えしていきます。

会社概要

Ribbon社は不動産売買のプラットフォームとして買い手、売り手、不動産エージェントにサービスを提供しています。Ribbon社が革新的である点は不動産購入プロセスでの経済的サポートにあります。具体的に、買い手が住宅ローンを契約までの間に獲得できなくとも、6ヶ月の間は同社が一時的に家の代金を肩代わりするという仕組みです。この仕組みは多くの人にとってハードルが高い住宅購入を容易にするものだとして、様々な投資家からも評価されています。

ビジョン・ミッション

  • 住宅所有を達成可能にすること

投資家や大企業が不動産市場を席巻することも多いアメリカにおいて、一般市民が住宅を購入するのは容易ではありません。すなわち住宅ローンを組むこと自体が難しいために、不動産取引自体が不確実なものになっているのです。こうした売買プロセスに関わる売り手と買い手の双方に確実性を与えるのがRibbon社のミッションです。

ビジネスモデル図解

強み

  • 住宅購入におけるハードルの低下

住宅ローンを契約までの間に組むことができない消費者にとって、Ribbon社が資金調達の時間を提供したことは、住宅購入の敷居を大きく下げることにつながりました。

  • 不動産売却における確実性の担保

一般的な不動産売買プロセスの中で、住宅ローンを含む資金を調達できなかった買い手はその段階でペナルティなしで取引を解消させることができます。こうした非効率的な取引に関わることの多い売り手や不動産エージェントにとって、Ribbon社による買い手の返済能力の保証は魅力的です。

マーケット

経営陣紹介

Shaival Shah氏 共同創業者兼CEO

カリフォルニア大学バークレー校生化学の学位号を取得。その後はLendingClub、Hunch 、Electronic Arts、SundaySky、Oddcast などで組織開発や戦略責任者を歴任。2017年にRibbon社を共同創業、現在までCEOを務めている。

主要な資金調達先

  • Bain Capital Ventures
  • Nyca partners
  • Greyloch
  • Goldman Sachs
  • NFX

今後の動向